Luminare~神戸ではたらく弁護士のブログ~

神戸・三宮の旧居留地で弁護士事務所(かがやき法律事務所)を経営。誰でも気軽に相談できる町の法律相談所を目指している。離婚問題、相続・遺産分割問題、借金問題が特に得意。趣味はゆっくり走ること。ウルトラマラソン100km完走、トレイルランニングUTMB、UTMF完走。

第24回チャレンジ富士五湖100kmウルトラマラソン行ってきました

c0337813_19113383.jpg



今週末は、第24回チャレンジ富士五湖100kmウルトラマラソンに参加してきました。



トレイルでは、昨年、信越五岳110kmを完走できた私ですが(完走記)、ウルトラマラソンは今回が初めて。



UTMFに落選し、何か当面の目標となるものを、と申し込んだのですが、諸事情で年始から走ることが出来ず、ここ最近の月間走行100~150kmで臨むこととなってしまいました。


走るにあたり、村上春樹さんの走ることについて語るときに僕の語ることを再読。


この本を初めて読んだときには、まさか自分がウルトラにエントリーするなんて思いもしていなかったなぁ。





人によってはウルトラマラソンは、ロングトレイルよりつらいということを聞かされており、戦々恐々としながら現地へ向かいました。



パンフレットがなかなか粋。

c0337813_19113346.jpg



とりあえず、駿河湾沼津ICでまぐろづくし丼を大盛にしてみる。



c0337813_19113465.jpg


c0337813_19113599.jpg



天気がいいので、伊豆半島がくっきり見えますね。。。


c0337813_19113525.jpg




受付会場。


翌日のスタート場所となる冨士北麗公園陸上競技場横の体育館です。


c0337813_1911366.jpg


c0337813_1911379.jpg



ちょうど選手説明会をやっていました。


今回は直前にコース変更があり、その説明をしていたものと思われます。


c0337813_19113852.jpg



スタートゲートを確認に。


明日はここからスタートして100km走って戻ってくるんだ~という緊張感、なし。


c0337813_19113933.jpg



河口湖畔の宿にチェックインし、家から持参した折り畳み自転車でポタリング。


c0337813_1911391.jpg



富士山が見えなくて残念。


バッティングセンターでバッティングしたら、ふくらはぎ攣りました。




ちなみに、主催者が準備した宿(富士急トラベル)は、申し込み時点でほぼ満席状態でした。


富士急トラベルで宿泊施設を確保すると、宿泊施設からスタート会場まで送ってくれますが、各自で施設を予約した場合は、自力で会場まで行かねばなりません。


早朝の3時ころに移動する必要がありますが、タクシーが確保できるかわからないですし、確実なのは車で行くことです。車があれば駐車場は確保されており、駐車場から会場まではシャトルバスがあります。


前年までのブログを見ていると、駐車場からのシャトルバスが来なくて極寒、真っ暗の中30分も待たされた、などの情報が出ていたことから、我々のチームは、宿泊施設から会場まで自転車で行くことを考え、折り畳みを持って行ったのですが、坂道が多かったのと、危険なのと、何より寒いのでやめました。


結局、前年までの経験が生かされていたのか、シャトルバスはいたってスムーズ。運が良かっただけかもしれませんが、待ち時間無しで行きも帰りも乗ることができました。


乗っている時間は10分程度ですので、座れなくても問題ありません(行きは座れました)。


c0337813_19114091.jpg


桜も満開。

c0337813_191141100.jpg



翌週に迫ったUTMF。



c0337813_19114214.jpg



6時から宿で晩御飯。


豚しゃぶ。


ウルトラの前日だからといって、飲まないという選択肢は我々にはありません。


家からワインも持ち込みました。

c0337813_19114371.jpg







いよいよ当日。


5時スタートのため、2時30分に起き、3時15分に出る予定が、緊張と興奮で?自然に2時15分に起きてしまう。


シャワーを浴び、大福2ケ、カステラ1ケ、バナナ1本、カロリーメイト2ケを食べて出発。


会場入りして、荷物を預け、さらにカロリーメイト2ケ、バナナケーキ2ケ。

c0337813_19114485.jpg


トイレが少なく、待っている間にスタート5分前に。


あわただしくスタート地点へ。


タイムを狙っているわけでもなく、後方からスタート。

c0337813_19114598.jpg



作戦は無し、目標タイムも無し。


とにかく自分からはリタイアしない、


収容されるまで、前を見続ける、足を出し続ける、


ということを心に誓い、走り始める。


c0337813_19114615.jpg



聞いてないよというくらい寒い。


しかし、0℃って。。


半笑い。


でも、雨雪何でも来いと覚悟を決める。


c0337813_19114692.jpg



手がかじかんでカメラが取り出せない。


ジェルやアミノ酸の封も切れない。


手作りの地図落とす。。。。。


これは山中湖畔。


c0337813_19114842.jpg



山中湖を離れ、30km~40kmあたりの河口湖までの歩道がつらかった。



交通規制が無いので、路肩と歩道を走るのですが、


段差が多いのと、路面がガタガタ。


狭い。


信号待ちも多し。


ま、休憩すべく、赤信号になってくれと思いながら走ってはいましたが。


周囲に走っている人の会話を聞いていると、フルは3時間~3時間半くらいの人達らしいことが判明。






河口湖に近づいてくると、前日のポタリングが効いて、位置関係がわかり、助かる。








↓これはたしか河口湖の橋を渡った直後のエイド。42.3km地点。フルマラソンの距離超える。



手がかじかんで手持ちのボトルケースが開けられず、ボランティアの方に頼んで開けてもらう。


エイド間距離がだいたい4~6kmなので、私設エイドも沢山あり、ボトルは普通の人は必要ないものと思われますが、私は水が無いと途端に走れなくなるタイプですので、200mlくらいの水を常時持っている状態で走っていました。


周囲も持っている選手は多かったです。

c0337813_19114999.jpg



どこまで行っても河口湖。


どれだけ走っても河口湖。


あ~河口湖。


ひょっとして「川」口湖だっけ。


河口湖、キライ。





やっと河口湖を離れたと思ったら、突如現れたのは急激な上り。


周り、猛者ばかり。


誰も歩かない。。


何で歩けへんねんと思いながら、私も頑張って走って上がる(後ろの邪魔になるので)。





↓ 第11エイド、西浜小・中学校。50.9km地点。


1回目の荷物受取場所です。


この大会は、荷物預けサービスがあり、50.9km地点と、69.2km地点の2か所に着替えや食料等、自分なりの荷物を預けておくことが出来ます。


私は、色々と考え、関門時間の問題もあるので、2つ目の本栖湖69.2km地点だけに着替えを置いておくことにしました。


ここでは普通にトイレ等休憩のみ。


ちなみに、大会が準備しているトイレは、はっきり申しまして少ないです。


ですが、公共のトイレは沢山あります。


男性の「青空トイレ」を沢山見かけましたが、よくないですね。


私はこの大会で(寒かったこともあり)トイレに7,8回行き、そのたびに5分程度待ちましたので、トイレだけで相当タイムロスしましたが、そういうもんでしょう。


c0337813_1911504.jpg



我慢に我慢を重ね、西湖を通過。


まだ半分も行ってないという事実が重くのしかかる。


湖畔はくねくねと曲がっており、これから走っていく道が遠くまで見えます。


見えた方がいいのか見えない方がいいのか。。。


だんだんうつむきがちに。。






そして、とうとう西湖を離れ、楽しみにしていたうどんエイド(西湖野鳥の森公園)。


57.3km地点。


この辺は単調な上りが続き、苦しいところ。


このあったかいうどんは心に沁みました。

c0337813_19115015.jpg


c0337813_19115193.jpg


c0337813_1911527.jpg



うどんに後ろ髪をひかれながら出発。


ここのエイド応援多し。


そういえば、ここで全身富士山の格好した選手がいたな。。


ここから、気が遠くなるような上り、下り。


この大会、思っていた以上にアップダウンがあります。


1か所、道をくぐるために、階段もあります。





50kmを過ぎてとうとう膝に違和感が来たかなと思い始め、その不安は疑念、そして確信へ。


完走できるかどうかのポイントは、自分なりには、膝と足首が最後まで持つこと、腸腰筋がやられ、ももが上がらなくならないこと、と思っていました。


まだ40kmくらいあるのに膝に来られると、最後まで持たない。


膝に負担がかからない走法に変え、ひたすら前へ。


自分の中で、最後まで行けない可能性が高いと思いながら走っていました。


ちきしょーと思いながら。。。





精進湖を反時計回りに回る。


無心。


白目むいてた?


悟りを開けそうな境地でしたね。






そして、とうとう本栖湖エイド。第3関門地点69.2km地点。


ここで預け荷物を取り、長袖に着替えます(ここまで極寒の中、半袖にアームウォーマー、短パンで走ってきた)。


そしてアクティブシェルをその上に着て、携帯をONにしてみる。


メッセージ入っておらず、チーム仲間は誰もリタイアしていないことを確認する。


折れそうな気持ちを奮い立たせ、出発。


c0337813_19115338.jpg


c0337813_19115421.jpg



前の写真の次がこれ ↓ でした。。


この間の25km、「ひたすら前へ」だったんでしょうね。。


自分より少し速くて、自分とリズムが似ている人に付かせてもらいました。


本栖湖で折り返したあと、よく考えてみると、あと30km。


30kmって微妙な数字でして、頑張れば何とかなりそうな気がしてくるもんです(その時点でかなりおかしいですが)


そして残り20kmまでこれば、なんとなく、見えてきました。


70km~90kmは、自分の中ではだいたいキロ6分30分~7分ペースでとにかく次のエイドまで頑張ろうと思いながら走り、エイドでストレッチして、温かい飲み物を頂いて出発、を繰り返していたように思います。


c0337813_19115497.jpg



総じていえることは、ボランティアの方々、沿道の方々が本当に、ホントウニ、優しく、笑顔で勇気づけてくれること。


私は、基本的に、どのレースでも、声をかけて応援して下さった場合、出来るだけ、手を振り返したり、ハイタッチしたり「ありがとうございます、がんばります」と返事をしながら走るのですが、最後の方は、もうその気力も失われつつありました。


ひょっとしたら無愛想な状態になっていたかもしれません。


本当に温かいおもてなし。


感謝以外の言葉は思い浮かびません。






最後から2つ目のエイドを超えると、残り5km。


最後の難関。


強烈な上りが約3km?にわたって続きます。


ほとんどの選手は精根尽き果てて歩いています。



しかし、ワタシ、走りました。


歩いてるのとスピード変わらなかったかもしれませんが、走りました。


「少なくとも、最後だけは歩かなかった」


c0337813_19115586.jpg



もう少しで上り終わる!!!!!


c0337813_19115641.jpg



最後の下りへ突入。心の中ではやった~、俺はやったんだ~という気持ち。


実際、やった~と叫びながら走る。


c0337813_19115745.jpg



ゴール手前で、名前とエントリー時に記入した言葉が読み上げられる。


人間の涙腺って、そんな前触れもなく緩むの?っていうくらい簡単に涙が溜まってきました。



c0337813_19115883.jpg



ゴールテープを切り、今まで走ってきた道に向かって深く一礼し、私のレースは終わりました。


c0337813_19115812.jpg






選手を待つ荷物の群れ。


ボランティアの高校生?走って取りに行ってくれるんです。

c0337813_19115958.jpg


c0337813_1912074.jpg



順位は459位/完走者1189人だったみたいです。


100km男子の完走率は64.1%。やはり過酷だったんだな~。



私のGPS時計、102km走ってます。


途中からずっと、道の距離表示と自分の時計が合致しておらず、頭で計算しながら走っていました。


実は100kmより長かった?



c0337813_1912057.png


c0337813_1912197.png


c0337813_191213.png


c0337813_1912177.png



(余談)

打ち上げは、大阪で応援してくれていたお仲間とグランフロントにて。


世界のビールを堪能。


c0337813_1912240.jpg

by suyama4168 | 2014-04-22 13:00 | マラソン大会結果 | Comments(0)