2013年 12月 09日
2013東山三十六峰マウンテンマラソン
累積標高1100m、最大高低差389m、全長30kmのコース。
宝ヶ池公園を1周し、比叡山中腹、大文字山、清水山、稲荷山、伏見稲荷大社でゴール。
地図で見ると長いな。。。
ところで今回は第20回記念大会とのこと。
最近のトレラン業界は、ある種異常なブーム状態で、数々のレースが新設されていますが、20年も前からこのようなレースが開催され続けてきたことに、尊敬の念を抱きます。
受付、スタートは宝ヶ池ですが、夕方の都合で車で帰る必要があった私は、先にゴール地点の伏見稲荷大社近くのコインパーキングへ車を停めてから会場入り(案内によると伏見稲荷大社の駐車場は参拝用で駐車厳禁とのことでしたので駅近くの民間駐車場に停めました)。
JR稲荷駅→JR京都駅→(地下鉄)国際会館前でおよそ30分。
地下鉄の駅をおりると、すぐ前が宝ヶ池公園。
路面がぬれており、まさかの雨が降ったようで、トレイルの状態が少々心配。
公園の中を歩いていくと、4,5分で受付会場が見えてきます。
遠くに何かが沢山揺ら揺らぶら下げられているな~と思って近づいていくと、、、
各自のゼッケン!
これはなかなか素晴らしいアイデア。最初に考えた人はスゴイ。
参加賞(今年はボトルポーチ)はゴール地点で受け取りますので、受付(といってもゼッケンを取って、荷物用のビニール袋を貰うだけですが)は非常にスムーズ。
雨がパラついており、屋根の下へ。
普段はあまり朝ごはんを食べない私。
コンビニで買った特大オニギリ2ケ、バナナ1本、カロリーメイト2ケを無理やり押し込む。。。
今回はザックは不要と判断し、ボトルポーチで走ることに。
スタート前の準備をしていると、春の熊野古道小辺路で知り合った仲間と多数遭遇(フェイスブックで互いの動向はバレバレですので、久しぶり感は全然ないのですが)。
春以来のNさんとは固い握手。
ウェーブスタートで、ガチ系のSクラスのスタートを見送り、
自分もスタート地点へ。
飛ばさないレースをやってみようと、宝ヶ池1周はゆっくり気味にスタート。
かなりゆっくり目に走って12km地点の第1エイド(京都朝鮮学園)。
プラスチックのコップで、緑のコップが水、赤がポカリ。
1杯ずつ頂いてすぐ出発。
ちなみに、Sの後、ABがセット、CDがセット、EFがセットでスタートするのですが、Bでも渋滞はありました。
後ろがどの程度の渋滞かはわかりませんが、私のところでは、止まったまま動かなくなるような渋滞ではなく、上りが連なっているので、自分のペースの4割くらいでしか進めないという箇所が何箇所かありました。
嫌なら最初から飛ばしていかないといけません。
私にはタイムロスはありますが、いい休憩になった感。
上りは乳酸がたまっていくのがわかりますが、息が上がって動けなくなるほど長くはありません。
我慢して一歩一歩上がっていくしかありません。
そして人生初の大文字山。
あぁ絶景かな!
第2エイド。日向大神宮。
ここではポカリ2杯とバナナ一かけら頂く。
上りは短く、下りが長い走れるトレイル。
下りではカメラを取り出す余裕はなく、ひたすら走るしかありません。
高速レース。
シングルトラックなので、とにかく前の選手についていかなければ、後ろがつかえてしまいます。
マイペースでは走りにくいという意味では辛かった。
残り4kmで足が攣りかけましたが、コントロールしながらなんとか攣らずにゴールすることができました。
フルマラソンの持ちタイムでゴールする人が多いそうですが、私も潜在的にはこのくらいで走ることができるポテンシャルがあると理解しました(笑)
ゴール地点は、伏見稲荷大社の千本鳥居のすぐ横。
選手、応援の方でごった返していました。
事情を知らない参拝客の方は、何事かと思ったことでしょう。。
(写真は人が比較的少ない瞬間に撮っていますが、かなりの人出)
実は京都トレイルは初めて、伏見稲荷へ来たのも初めてで、千本鳥居ももちろん初めて。
伏見稲荷大社は、全国に約3万社あるといわれる稲荷神社の総本社だそうです。
東山三十六峰MM、下りが長くて楽しいレースでした。
雨の影響もほとんどなく、走りやすいトレイルが続きました。
後半、足が攣っている人を沢山見かけました。
スピードをどの段階でどこまで出してよいのかは、自分の実力をよく知ったうえで、コースの経験が必要だと思いました(私はまだまだあると足を残していたら、終わってしまった)。
来年もエントリーしたいな。
実行委員会の皆様、ボランティアの方々、ありがとうございました。