2012年 11月 24日
福知山マラソンで初のサブ4
昨年の神戸マラソンが初マラソンだった私は、今年も11月にフルマラソンに出たいと考えており、ダブル落選が分かった日に福知山マラソンにエントリーしていました。
第22回という伝統ある大会で、全国ランニング大会100撰にも選ばれている人気大会です。
三連休の初日にありますので、当日早朝入りするか前日入りするか思案のしどころでしたが、結局、前日入りすることにしました。
前日入りするということは、木曜日に仕事を終えてから福知山入りするということ。
木曜は、諸事情で事務所に出ておらず、早退もできませんので、スケジュールはかなりハードでした。
カーボローディングとか、調整とか言ってられません。。。
晩御飯を食べる時間があるのか、という根本的な問題もありました。
とにかく、仕事を残業なしに終え、速やかに自宅に帰り、午後7時~8時には出発すること。
雨予報でテンションが上がらないなか、なんとか途中の西紀SAで晩御飯を食べ、前日の21時頃に福知山のホテルにチェックインすることができました。
IC下りてすぐのホテルを予約したのですが、温泉付きのホテルで、大満足。
当日は、愛知県で金融機関の監禁立てこもり事件が起きており、そのニュースを観ながら、翌日の準備をし、就寝。
雨ですと、走る服装に迷いが出ます。荷物が増えてしまった。。
スタート会場まで、車で15分くらいの距離のホテルを取りましたので、ゆっくり出られると楽観視していたのですが、甘かった。。。
渋滞です。
10時半スタートで、受付が9時までということでしたので、8時半くらいにホテルを出ればいいかな~などと甘く考えていたのですが、ホテルの窓から見る道は超渋滞。
元々6時に起きる予定で、予定どおり起きたのですが、これは危ないと思い、予定を相当早めて7時40分にチェックアウト。
会場まで15分のはずが、1時間かかりました。。。。
やきもきしながらノロノロ進み、駐車場に入れられたのが8時40分。
会場まで坂道を歩いて15分。
受付を済ませられたのは、8時57分でした。。。(結局受付時間を過ぎても受け付けしていたようですが)
マラソン時の渋滞はあなどってはいけませんね。。
↓ 駐車場の河川敷。車が泥だらけになってしまった。。
↓とにかく人が多かったです。
↓選手控室のメインアリーナ。
控室とは言い難い。足の踏み場も無いような状況。
大会自体は非常に良かったのですが、キャパオーバーじゃないでしょうか。。
50センチ四方の場所にリュックを起き、シャツにゼッケンをつけ、足裏にワセリンを塗り、着替えました。。
建物の出入りもできないような状況で、将棋倒しにもなりかねない状況でしたので、定員減らした方がいいんじゃないかと思いました。
雨予報でしたので、外で着替える人が少なかったというのもあったかもしれません。
ともかく、なんとか着替えをしてスタートブロックへ。
私はDブロックです。
福知山市長の合図でスタート。
あとは、走りに集中し(というか余裕もなく)、今回は写真撮ってません。。
雨予報でしたが、スタート時パラパラしていただけで、すぐに雨は止み、曇りの中のレースでした。残り10キロでは日の光もさしてきて、非常によいコンディションだったと思います。
走りに関しては、事前にプランを立てることもしていません。
11月に入り、仕事が忙しくて、走量も減っており、いつものパターンとしても、後半失速することは間違いないので、どこまで粘れるか、が勝負だと思っていました。
夏の北海道マラソンが4時間26分でしたので4時間10分台は出したいなと思ってスタート。
前半から自分としては、フルマラソンとしては、かなり速いペースで押しました。
折り返しの25,6キロまでは、まぁまぁ余裕もあり、同じリズムで走る人に付いて走っていったのですが、折り返してから、急に足が重たくなり、前へ出なくなりました。
いつもながら、これって急に来るんですよね~。
さっきまで快調だったのに。
でも、ここからが本当の勝負。
キロ5分台で行くのは自分的にはつらくなっていたのですが、何とかキロ6分~6分15秒を守っていけばサブ4が狙える!ということで、ここから苦悶の旅の始まり。
脚が痛い!筋肉が固まって棒のよう。時折、脚に電気が走り、攣る兆候も。。。
後ろから、どんどん抜かれます。
周囲には立ち止まる人や歩く人も多くなり、楽になる誘惑も多くなってきます。。
でもこの日は誘惑に勝てました。
サブ4が狙えそう、というのがそのモチベーション。
とにかく足を出そう、足を出そう、と自分に言い聞かせ、腕をふり、前を向きました。
斑尾の50Kレースを完走しているのも自分にとっては「できる!」と思えるという意味で大きかったんでしょうかねぇ。
福知山は最後の1.5キロが長い上り坂。タイムを見ると下がってました。。
つらかったです。
それでも何とか歩かずに上がりきりました。
坂を上りきって、最後の角を曲がったとき、電光掲示板は3時間55分??秒と表示されていました。
残り数十メートル。
いつもは感動で涙が出てくるのですが、この日は、体中に感動というかやり遂げた感が充満し、鳥肌が立ちました。
初のサブ4!!!
もう二度と出せないかもしれません。
雨予報で風邪を引いてもいけないので、出場を迷っていましたが、雨はほとんど降らず、折り返してからは晴れ間も出てきており、出場してよかった。
このレース、まだフル4回目の自分が言うのもおこがましいのですが、本当に運営がこなれていて、おもてなしの気持ちも伝わってきて、全てのボランティアの方々の笑顔が素敵で、素晴らしい大会でした。
また出たい気持ちです。
ありがとうございました。