今日は、神戸調停協会主催のセミナーで「調停委員に期待すること(家事調停官と代理人弁護士の立場から)」という題で講師をしてきました。
私などより人格識見が高く、年齢も相当上でいらっしゃる沢山の調停委員の方々を前に話をするのは、相当緊張を伴うものでした。
約1時間半の講義でしたが、何か一つでも、調停委員の方々の心にひっかかり、今後のよりよい調停の実現に繋がればと思っております。
神戸の調停協会は勉強熱心で、毎月のように研修を受けたり、様々な勉強会をされておられます。
本当に頼もしい限りです。
今回は、家庭裁判所医務室技官のお話と私のタイアップ企画で、技官のお話のテーマは、最近よく話題になっている「発達障害」についてでした。
特徴であるとか、コミュニケーションを取る際に気を付けることなど、とても勉強になりました。
私は、代理人弁護士としての視点を中心にお話をさせて頂いたのですが、なかなか調停委員の方々も直接弁護士から本音を聴く機会も無く、関心度も高かったように思います。
ところで、人にものを教えたり、人前で話すという機会は、一番その人を成長させますよね。
今回、講話の準備をしていてつくづく感じました。