先週末の3月27日から29日まで、ラン仲間と伊豆大島までレース遠征してきました。
参加したのは、伊豆大島ウルトラランニング 100kmの部。
58kmの部と、フルマラソンの部があったのですが、せっかく遠征するのですし、当然のように100kmの部にエントリーしました。
大会ホームページがとても地味で、大丈夫か?と思った時期もありましたが、ホスピタリティに溢れた素晴らしい大会でした。
楽しくて、人が温かくて、本当に参加してよかったです。
レース自体はありえないくらいの坂の連続で苦しめられましたが。。ロードレースなのに累積標高差は2000mという噂も。。
昨年は曇天で、全く富士山を見ることが出来ませんでしたが、今年は見事な富士山を新幹線の車窓から拝むことができました。
関西方面から伊豆大島へ渡る場合、熱海港からジェット船で行くことになります。
個人的には熱海は、司法研修所卒業10周年記念パーティ以来で、2年半ぶり。
ウルトラの前日なので、カーボローディングが必要。
マラソンの前日なので、海産物はあまり食べ過ぎない方がよい。
色々と考え、事前に調査のうえ、うな重を食べに行きました。
松と竹があり、竹のご飯大盛を注文。3000円+大盛150円(だったはず)。
普段食べているうなぎは偽物か!?と思えるくらい美味~
(ちなみに、松はうなぎが3枚になり、プラス1000円です。)
食後、時間は充分にあったので、熱海駅から船着き場まで歩いていくことにしました。
汗ばむほどの陽気。
熱海にはヨットハーバーがあったのですね。
いつかこういうところにヨットが持てる身分になりたい。
熱海駅からゆっくり歩いて20分くらい?でしょうか。途中コンビニに寄って翌日の朝ごはんの買いだしをしたりしながら、海沿いを散策しているといつの間にか東海汽船の船着き場に着いていました。
向こうに見える「秘宝館」がとても気になりました。
切符売り場は、選手と思われる人たちの列が出来ていましたが、10人程度で、大した混雑ではありませんでした。
おそらく大半の参加者は東京や神奈川からですので、東京の竹芝桟橋から渡るのでしょう。
ちなみに、大会パンフによると、全参加者は1038名で、うち東京から471名、神奈川204名、埼玉102名、千葉79名とありました。
大阪は22名、兵庫は15名でした。
↑ 1日2本!
船はジェットフォイルで、浮かび上がって海面上を進むので揺れはほとんどありません。
酔い止めを飲みましたが、意味ありませんでした。
新幹線の方が揺れます。
全席指定。
席取りのために早く行く必要はありません。
荷物置き場は別にありました。1階席と2階席がありますが、どちらでもいい感じでした。
熱海から大島までは45分。
ほろ酔いでうつらうつらしていたら、あっという間に到着してしまいました。
船が着くのは、元町港か岡田港のどちらか。
どちらに着くのかは、その日の波の状態によります。
今回は、スタート・ゴール地点のある元町港近くの宿の予約を取っていたのですが、行きも帰りも岡田港が使用港でした。
移動する必要が出てきたのでどうしようかという話になったのですが、路線バスがありました。
15分~20分程度かかりますが、結構な本数が出てますので、タクシーを使う必要はありません。
自分達も特に待たずに乗り込むことが出来ました。
元町港でバスを下車し、すぐに宿へチェックイン。
仲間が取ってくれた宿は、スタート会場に歩いて1分という素晴らしい立地の宿でした。
部屋からはスタート会場の元町港船客待合所が!。
今回は私を含め男2名(Tくん)、女1名(Kさん)の3人で行ったのですが、Kさんはトライアスリートで今回は自転車持参。
岡田港から元町港まで自転車で移動してきました。
チェックインして荷物を下ろしたら到着してきました。
トライアスリート恐るべし。
3人そろったので観光協会へ直行。
伊豆大島は東京都の観光復興支援事業があり、申請し、住居地がわかる身分証明を提出すれば、1泊3000円も!宿泊割引が受けられるのです。
1泊3000円は大きいですよね~。
割引券は各宿泊施設へ提出します。
割引券をGETして、いざいざ受付会場へ。
丁度開会式が行われており、会場は選手や家族でごった返していました。
トロフィーがかわいらしい!
伊豆大島と言えば椿が有名なのですが、これは椿の木で出来ているのでしょうか。。
参加賞はこんな感じ。
会場ではお楽しみ抽選会が行われようとしていましたが、自分達は受け付け会場から徒歩3分くらいのところにある元町浜の湯へ。
海を見下ろす露天風呂で、1986年の三原山噴火の後に湧き出したお湯を利用しているそうです。
富士山や伊豆半島の山並みを眺めながら、沈む夕陽を眺めることができます。
温泉に入りながらこの景色は、なかなか見れませんよ~。
感動のひとときでした。
脱衣所は男女別ですが、風呂は混浴ですので水着が必要です。水着はレンタルもあります。
利用料金は400円ですが、大会参加者は無料で利用できました。
行かなきゃ損です。
お風呂では、昨年のおんたけウルトラトレイル100kmで知り合い、その後も交流していた友人と偶然再会(参加することは知っていましたが風呂で会うとは。。)。
トレランをやるようになって、ある大会やイベントで出会った人と別の大会で偶然出会う、という機会が多くなりました。
こういう偶然は嬉しいものです。
風呂から上がってからは、晩御飯の予約時間まで少し時間があったので、隣の公園を散策。海越しにぼんやり見える富士山の影が何ともいえない美しさでした。
晩ごはんは、宿でとっても良かったのですが、島の雰囲気を味わいたく、事前に居酒屋を予約。
宿から歩いて30秒の寿し光さん。
個人的には、手前のべっこうにぎりとメンチカツがヒットでした。
大島に来たら食べておくべき一品ですね。
翌日は5時スタートで、3時過ぎには起床する必要があり、宿に帰ってシャツにゼッケンを着けたり翌日の準備をして早々と布団へ。
予報では天気も良さそうだったので、半そで短パンにアームウォーマー、ハイソックスで挑むことに。