Luminare~神戸ではたらく弁護士のブログ~

神戸・三宮の旧居留地で弁護士事務所(かがやき法律事務所)を経営。誰でも気軽に相談できる町の法律相談所を目指している。離婚問題、相続・遺産分割問題、借金問題が特に得意。趣味はゆっくり走ること。ウルトラマラソン100km完走、トレイルランニングUTMB、UTMF完走。

2015 伊豆大島ウルトラランニング レース当日編

2015伊豆大島ウルトラランニング レース当日。


午前3時過ぎに起床。


同室のTくんのいびきに断続的に起こされながら、何とか延べ4、5時間は眠れたのでしょうか。。。


朝、おにぎりと合わせて温かな味噌汁と食べようと思っていたのですが、昨晩、Tくんは、ポットのお湯を全てお茶の急須に入れて使い切ってしまい、せっかく持って行った味噌汁、不発!




100kmの部と58kmの部のスタートは午前5時。荷物預けは10分前まで。


宿がスタート地点のすぐ近くというのはやはり大きい。


午前4時40分に宿を出ても十分間に合いました。

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↓ 昨日の開会式会場で、荷札にゼッケン番号を記入し、荷物に取り付けて預けます。


ウルトラということで、スタート10分前でも、まったりとした雰囲気。


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↓ 急ぐ必要もないので、前から2/3くらいに位置取り。


今回は、エントリー時から、Tくんと最初から最後まで走ることにしていました。


そして、レースに臨むにあたっては、現時点では走力が私の方があることと、Tくんは足痛がありましたので、私がいかにメンタル的にサポートするか、完走に導くことが出来るかということを考えていました。


あと、個人的な事情で、願掛けをしていましたので、絶対に完走が必要でした。


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コースはおおよそ大島を2周するのですが、1周目は、スタートしてすぐ一旦北へ向かい、折り返してからは、反時計まわりに一周します。


1週目は58km。


58kmの部と同じコースです。


↓ スタートしてすぐに夜が明けてきて、島の雰囲気と相俟って、とても幻想的。


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↓ スタート地点(8km)を通り過ぎ、バームクーヘンと言われている地層切断面を通り過ぎる。


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↓ 22.2km地点のエイド。コロッケ、メンチカツ、のり巻、いなりずし。


どれもこれもめちゃめちゃ美味いです。


次回以降参加される方は、ぜひ全部食べて下さい。


この大会、各エイドのスタッフさん、本当にいい方ばかりでした。


お子さんがお手伝いしているエイドも沢山ありました。


本当にありがとうございました。


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↓ 私設エイドもありました。


公式エイドとは違うものを出してくれていました。


ぜんざい、フルーツポンチを頂きました。


帰り(2周目)も頂きました。


元気を頂きました!

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↑ 上りが始まる手前の真っ直ぐな道。


心の準備はしていましたが、気を引き締めます。


ちなみに写真にたびたび出てくる黄シャツ黒パンがTくんです。


Tくん、この辺りはまだ元気でした。


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↓ 何せ、累積標高差2000mのロードですから、各エイドで行うエネルギー補給はとても重要。


ちなみに、昨年のチャレンジ富士五湖のときにはザックを背負い、いろいろと沢山持って走ったのですが、チーム仲間の超人アスリートHさんに、あきれられ、たしなめられましたので、今回はウエストポーチのみ。


エイドが充実していると事前情報でありましたので、ザックは要らないと判断して臨んだのですが、正解!。


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こういうロングレースは如何に荷物を少なくして走るかが大事です。


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Tくん、疲れてきました。


この肩の落としっぷりを見てやってください。


この辺は上りが延々続きますのでキツイところ。


写真に写っている、この大会では有名人?の悪代官様とは80km位まで、抜いたり抜かれたりでした。


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30km到達。


まだまだ先は長い! 粘っていくしかありません。


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標高が上がるにつれ、気温が下がってきます。


薄いウィンドブレーカーは持って走った方がいいです。


丸めてポケットに入れられるような薄いものがお勧め。


走れる程度の勾配の上りも結構あります。


↓ この辺は歩かずに行かねばなりません。


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ホントに各エイド、充実してました。


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まだまだ上りは続きます。


ウルトラの上りなのですから、ずっと歩きでもいいようにも思う方もいらっしゃるかもしれませんが、この大会、関門が結構キツイのです。


気力があっても関門に引っかかったら完走できませんので、走れるところは絶対に走るようにしました。


Tくんは歩きたそうでしたが、無理やり走らせる(笑)


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遠くに富士山が見える下り(もう少し前に撮っておけばもっと富士山見えてたのですが、かろうじて映ってますよね?)。


このぐらいになってくると、前後の選手はまばらになってきます。


下りが強いTくん、ゴールを決めたサッカー選手のようです。



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40km。


三原山に向けて登っていますので、カーブも多く、勾配がきつい箇所が結構出てきます。


ここも歩きにならないよう、なるべく走る。


トレイルランナーっぽいカップルを羨ましげに見ながら進む私達。


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三原山へ向かう分岐を左折し、いよいよ登山口へ向けて走ります。


この辺で、昨日露天風呂であった知り合いランナー(Iさん)とすれ違い、元気をもらいます。


仲間と飛ぶように下りて行きました。


さすがっ!



しかし、Iさんからすれ違いで「第一関門まであとちょっとですよ~」と言われましたが、そこから3kmはありましたね。。。


全然あとちょっとじゃない!


Tくんはハンガーノック気味。


とにかくエイドでエネルギーを詰め込んでいました。


回復してくれよ~!


↓遠くに見える三原山(ちなみに翌日登りました)。


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やっと見えてきたよ。。。


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ウルトラの世界へ。


100kmを走るつもりだと、45kmは短いと感じてしまいます。


不思議~。


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やっと登山口到着。


三原山歌の茶屋。45.4km地点。


ここが第一関門で、制限は7時間(正午)。


自分達は10時台には着いていたはず。


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私はちなみに、ウィンドブレーカーを持たずに走っていたので、途中寒くて仕方がありませんでした。


ここで出された温かい明日葉そばとお茶 ↓。


身体を温めてくれて生き返りました。


そばは絶品ですよ。


これは絶対に食べて頂きたい。


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遠くに見える富士山。


ちなみに、下に見える町から、この高さまで上がってくる訳です。


ロードなのに。。


ウルトラなのに。。。


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ちなみに高低図はこんな感じ。


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第一関門を過ぎると、下り。


下って下って下りまくります。


もう勘弁してくれというくらい下ります。


12~13kmひたすら下り。


写真も撮れてません。


撮る暇がありません。



トレランをやっていますので、下りこそ大事ということはよくよくわかっています。


膝や足首に衝撃を与えないように慎重に下りて行きました。


跳ねるように下りては足が終わってしまいます。


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Tくんは、ホント下りが強い。


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無事、下りをクリアし、58km地点、すなわち元町港船客待合所に戻ってきました(写真が~)。


ここが第二関門。8時間30分(13時30分)。


これだけ写真撮っているのに、肝心なここだけ写真が無い!


事前に注文していたお弁当も食べたのに、その写真も撮ってない!


やはり、戻ってくるとほっとしていたのでしょうかね。


お弁当の写真は残しておきたかった。。


・・・・・(2周目)

再スタート。


弁当時間、着替え時間込みで、休憩15分くらいか。


スタートしたのは11時45分くらい。


この大会は第3関門と第4関門が難関なので、とにかく第3関門に余裕をもって着くことが大事。


(第3関門から第4関門まで16.6kmあるのに、関門の制限時間差が1時間40分しかないので、第3関門ギリギリに着いても、事実上第3関門で終わってしまうのです)。


第3関門は10時間(15時)なのですが、出がけにスタッフの方に聞いてみたところ、第3関門に2時半に着けば何とかなる、と言われました。


それを聞き、自分達は、そこから第3関門までは、11.4kmしかありませんので、上りだとしても、2時までには着くように頑張ろうと出発しました。


↓ 走らなければ。


ビールなくしてランニング無し。

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午後に入り、日が照ってきて暑くなってきました。


Tくんは朝の寒いどうでもいいときに帽子をかぶり、午後から帽子が必要なときに誤って荷物預けに戻してしまいました。


とてもラブリーなTくん。


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ちなみに2周目は逆回り(時計回り)で、フルマラソン(9時スタート)と同じコースを走ります。


1周目をまるっきり逆走するのではなく、途中までは別の道(岡田港方面)を行きます。


途中、高台から海を見下ろす、まさに「絶景~」という場所を抜け、いい感じの木立を抜けて行きます。


Tくん、上りは走れなくなってきましたが、「次の看板まで」、「次のガードレールまで」、「次の追い越し禁止のラインまで」「あの緑のシャツの人まで」走ろう!と元気づけながら頑張りました。


つらさを紛らわせるために「しりとりでもしようか」と言ってみたり、仕事の話をしたり、恋バナを仕掛けてみたり。。


Tくん、生返事。。


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やっと見えてきた!

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そして第3関門(69.4km地点)到着!


13時半くらいには着いていたのでしょうか。


ここの関門には、メディカルの方がいらっしゃって、足の痛みを見てもらっている選手が数多くいました。


こういうレースは、エイドで油断すると長居してしまいます。


座ってはいけません。


座ると筋肉が固まってしまって、次、走りだせなくなります。


結局私が座ったのは、1周して戻ってきた58km地点で、弁当を食べながらの1回だけでした。

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第3関門を出てすぐ70km。


残り30kmとなると、あともうすぐやん!的な感じになります。


常人には明らかにおかしな感覚です。


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この辺から1周目の道に合流し、1周目を逆走することになります。


Tくんは苦悶の表情を浮かべながらも必死にコースに食らいついていました。


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80km到達。


この辺は1周目はきつい上りなのですが、2週目は逆走ですので下りになります。


下りは走れますので距離が稼げて嬉しい!


まさにこの辺は気持ちで押していくしかありません。


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↓ そのとおり。


人生、何も挑戦しなければ、何も起こらない。


失敗も人生。


ていうか、それが失敗だったかどうかなんて、何年も先、死ぬ時になってみなければ分からないのです。


ならば、興味をもったこと、やりたいと思ったこと、好きなこと(人)にはアタックしていく勇気を持たないと。


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↓ いよいよ第4関門(86km地点)が見えてきました。


80~86kmは、強烈な逆風で、疲れた身体は、強風に押し戻されそうになります。


よし、風よけになろう!





ちなみに、このウルトラマラソン、歩道を走る場面が結構あります。


歩道は走りにくいです。


段差があったり、車の出入りのために斜めになっていたり。


来年以降出られる方、気をつけて下さい。

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第4関門で、フルを終えた(入賞!)仲間のKさんが、トライアスロンバイクに乗って応援に来てくれました。


やっぱり仲間に会うと、元気が出るものですねぇ。





90km地点到着。


Tくんは撮影してくれる元気がありませんでしたが、Kさん登場で私も被写体に(笑)


いよいよ先が見えてきた!


私はいたって元気。

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いよいよ最後の関門だ!

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↓ 夕陽に照らされたバームクーヘンは、朝と全然色が違いました。


もう90km過ぎてきてますので、ちょっとしたことに感動してしまいます。


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めちゃめちゃ楽しそうに走る私。。。


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残り5km。


先が見えてきました。


とにかく一歩一歩進むのみ。

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ゴールの元町港が遠くに見えてきたときの嬉しかったこと!


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↓ そのとおり。


最後まで出し切ろう、と声をかけていました。


ずっと歩いてもゴール出来るわけですが、走れるなら最後まで走らないと!


出し切ることをわざと避ける人がいますが、私は出し切るタイプです。

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↓最後に見た絶景。


3人とも自然と足を止め、黙って写真を撮る。


Tくん、ウルウル来ていたので、泣かれても困るのでふざけてしまった(反省)


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いえ~い!という感じ。

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感動のゴール。


互いの腕を突き上げてゴールテープを切りました!


ゴール写真もあるのですがやめときます。


(二人の表情の違いがかなり面白いのですが)



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二人とも完走できてよかった。。

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完走メダルはガラスで出来ています。


新島ガラスというガラスだそうで、特産の火山石・コーガ石の砂を1400℃で溶解して作る天然の色ガラスとのこと。


大きくて、ずっしりと重たくて、これが頂けてとても嬉しいです。


今回の旅の経験と合わせて一生の宝物だな。


Tくん、Kさん!最後まで付き合ってくれてありがとう!


(なお、全文Tくんの校正済)


レース翌日編へ続く)


by suyama4168 | 2015-04-03 20:44 | マラソン大会 | Comments(0)