内蔵バッテリーはGPS毎秒計測でも46時間、GPS間欠計測ならば110時間、時計表示ならば30日間稼働!
毎秒計測で46時間は魅力的すぎます。
私は、スントアンビットもガーミンも少し前の世代を持っているのですが、2年前の信越五岳110kmのレースでは、間欠計測で距離の正確性に欠け、結局時計しか見なかった記憶があります。
コースに出てくる距離表示と自分の時計の距離表示が合っていないと(特に自分の時計の方が長く走っている表示を示しているとき)、なんとなくイヤですよね。
この時計は、上から見た2Dだけでなく、山の傾斜も踏まえた3Dでの距離を計測する設定も可能です。
何と魅力的!
表示を自分の好きなようにカスタマイズできるのは他の製品と同じですが、心拍、現在の標高、累積標高を表示させたり、マーキングした地点からの距離などを表示させることができます。
現在地、コンパス、気温表示、日の出日の入時刻まで付いています。
トレイルランナーにとって、GPS時計はパフォーマンスに大きく影響してきますよね。
特に標高がきっちり合っていると、「現在は○○○メートルだから、残りは○○○メートルあるんだ」と分かって上がっていくことが出来ますので、「偽ピーク」に騙されてがっくり来たりすることも減るんじゃないかな。。
よくわかりませんが、『GPSセンサー、地磁気センサー、加速度センサー、温度センサー、気圧センサーから得られた情報を独自アルゴリズムによって統合化する「センサー・フュージョン・テクノロジー」を融合させることで、より高精度な標高を計測することもできる。』らしいです。
普通のトレッキングの際には、3Dナビゲーション機能もついていて、事前に登山ルートを入れておくと、目的地までのルートや方位、標高だけでなく、「あとどのくらい歩くのか」「あとどれくらい登るのか」といった目的地までの距離や、高度を正確に確認することができます。
百名山のルートデータなどは最初から入っているらしい。
気圧も表示させることが出来ますので、天候の変化も予測することができます。
もちろん、ロードランニングのモードもついていて、通常のランニングウォッチとして距離や平均ペース、ラップを表示させることも可能です。
今月発売された「ランナーズ」の10月号には、「あの鏑木毅も機能を絶賛」と書いてありました(笑)。
色々と設定をして、今日初めて装着して六甲を走ってみました ↓ (今日はロードとトレイルを合わせて35kmほど走ってみました)。
右手にガーミン910XTJ、左手にEPSON。
総距離で約1km差が出ました。さて、どっちが正確なんでしょう。。
視認性もよくて、重さも約65gと軽く、着けている感覚無し。大変満足。
10気圧、100m防水ということで、水濡れも気にする必要なさそう。
機能が多いので、使いこなせなせるようになるまで何度もマニュアルを見なければならないですが、トレランの機能だけであれば設定はとても簡単でした。
iPhoneとの連携、PCでのデータ管理も出来るみたいです。
まだ使い込んでないので何ともいえませんが、UTMF、UTMBのような100マイルレースにはこのGPS時計がお勧めなんじゃないでしょうか。
なかなかいいお値段しますが、それだけの価値はありそう。