2016GWの序盤は、車山・霧ヶ峰高原をトレランしてきました。
霧ヶ峰は百名山の一つ。
最高点の車山(1925m)を中心に、標高1500m~1900mの高原です。
車山に上るだけなら、リフトを使えば簡単ですし(徒歩5分)、車山肩から歩いても40分程度で登れます。
私は美ヶ原高原が好きなのですが、この霧ヶ峰高原も美ヶ原に負けず劣らず、素晴らしかった。
トレランをしているなら、一度は走りに行かれることをお勧めします。
こんな贅沢なトレランはなかなか無い。
↓ ビーナスラインを上がっていき、スタートは車山肩の駐車場か、八島湿原近く八島山荘の横の駐車場に車を駐めることになります。
私は車山肩の駐車場に駐めました。駐車場はそこそこ規模が大きく、GWでも余裕がありました。
霧ヶ峰高原はループコースが取れます。
車を駐めてから、トレイルに入るまで30秒!
高度は車で既に稼いでおり、最初に我慢しなければならない急坂はほとんど無し!!
基本的にフラットで、上りも走れる傾斜!!!
いよいよトレラン開始。
車山まではガレ場が続きます。
前後に誰も人がいない。
この幸福感、ハンパ無し。
↓ あっという間に車山頂上へ。
↓ シンボルの気象庁のレーダードーム。
このドーム、とても目立ちます。
天気が良かったので、車中、かなり遠くからでも視認できました。
↓ 車山からの絶景。
富士山、八ヶ岳、日本アルプスなど、360度の展望が広がっています。
↓ 三角点。
↓ 山頂には、車山神社の鳥居があります。
↓ 山頂を後にすると、階段状の急坂を下りて行きます。
下に見えているのが白樺湖。
↓ 下りきったら、いよいよ本格的にトレラン開始。
さっきのレーダードームが遠くに見えています。
↓ 霧ヶ峰トレランは、ループの輪が小さい蝶々深山、物見石経由ルートと、ループの輪が大きい山彦谷南の耳、北の耳、ゼブラ山を通るルートがあります。
せっかくなので、距離の長い後者のルートを選びました。
GW序盤は雪が溶けたばかり?で、緑の絨毯は楽しめませんでしたが、木が無いので、360度の大展望!!
写真で切り取ると、現場の広大さが伝わらないのが残念~。
長い方のループをいくハイカーはほとんどいないので、こちらの方がトレイルランナーにはお勧め。
こんな景色の中走れたら最高でしょう。
↓ シカの防護柵の扉を抜け、八島湿原に入っていきます。
八島湿原は、天然記念物に指定されている霧ヶ峰湿原植物群落の一つだそうです。
湿原は、木道が整備されており、ぐるっと散策できるようになっています。
木道は走らないのがマナーだと思います。
トレイルランナーも、ここは歩きましょう。
↓ 八島湿原最大の池塘、八島ヶ池。浮島があり、七島八島の池とも呼ばれているそうです。
途中で携帯電話を落として紛失するというアクシデントがあり、来た道を戻ったり右往左往したこともあり、アクシデントなくぐるっと回るのにどのくらいの時間がかかるのか計測できていないのですが、おそらく12km程度で、ゆっくり走って1時間半~2時間程度ではないでしょうか。
ですから、がっつりトレランというより、お楽しみ系トレランという感じでしょうかね。
時間があれば、八島湿原から鷲ヶ峰を経て和田峠まで行き、戻ってくると、更に歯ごたえのあるトレランが楽しめるのかもしれません。
ちなみに、携帯電話は、トレッキングの方が拾ってくれており、約5時間後、その方に出会うことができました。