Luminare~神戸ではたらく弁護士のブログ~

神戸・三宮の旧居留地で弁護士事務所(かがやき法律事務所)を経営。誰でも気軽に相談できる町の法律相談所を目指している。離婚問題、相続・遺産分割問題、借金問題が特に得意。趣味はゆっくり走ること。ウルトラマラソン100km完走、トレイルランニングUTMB、UTMF完走。

松永絋明さんのUTMB対策講座(立山ツアー 2016)に行ってきました

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松永絋明さんのUTMB対策講座(立山ツアー 2016)に行ってきました。 UTMBとは→「UTMB

参加要項はこちら↓。

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過去の参加者のブログなどを探しても見つからないので、雰囲気がどんなものか掴めず、緊張気味の参加。なので今回のにっきはスケジュールと雰囲気重視で。

正直、この募集要項では詳細が全く分からないので、「1泊の荷物を全部持って走るのでしょうか?2日目は山荘に荷物を置いて走るのでしょうか?」と問い合わせメールを送ったところ、「荷物は1日目2日目ともに、ご自身でお持ち頂きます。ですので、お荷物は最小限にまとめてきて頂ければと思います。(ただし標高の高い山ですので必要な装備のご準備をお願い致します)」との回答が、松永さんから直々に届きました。

↓ 前日の晩に富山入り。ふと見上げると虹が!! 久しぶりの富山でしたが、やはり海の幸と日本酒が美味しいですね。

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(一日目)

かなり早めにホテルを出て、朝5時半ごろに立山駅到着。駅に一番近い駐車場に停めることが出来ました。どんどん車が入ってきて、6時過ぎには一杯に。


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駅周辺を散歩したり、朝食を摂ったりしていると、あっという間に集合時刻の8時半に。

立山駅に向かうと、松永さんと他の参加者らしき人を発見。

周囲は登山者だらけですが、トレイルランナーは、すぐ分かりますね。

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↓ 他の参加者に挨拶をして、松永さんの車で称名滝駐車場へ。

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今回は、松永さんを入れて、なんと総勢4名!!

何だか申し訳ない気持ちになりましたが、4人で1泊2日のトレランツアーが出来るのですから、何と贅沢な。

兵庫県から2名、鳥取県から1名。うち2名が今年のUTMB参加者。

あとから聞いた話ではありますが、お1人は初のフルマラソンで2時間40分、もう1人は、まだトレランブームが始まる前からハセツネに参加されており、既に十数回完走されている方でした。

そこに平凡な私。。。

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大日岳登山口まで軽いジョグののち、いよいよツアー開始!

スケジュールには、「称名滝-大日平-大日岳-奥大日岳(2611m)-室堂平(1日目約6時間)」とあります(通常のコースタイムは11時間半くらい)。

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いきなりの急登の後、大日平へ。

実は前日まで、天気予報が「嵐」だったため、思いもよらぬ晴天に、皆テンション上々!

歩きながら、走りながら、松永さんからUTMB完走のためのレクチャー。

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松永さん、オーラ出まくってました。

鍛え抜かれた足と引き締まった大殿筋に見とれる。

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ラムサール条約登録湿地ですが、弥陀ヶ原ほどアクセスが良くないためか、ほとんど人に出会いません。

遠くに薬師岳。

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松永さん、気さくで、話しやすい。

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湿原と木道を我々が独占!楽しい~~

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松永さんに向こうから走ってきて下さいと言われ、、、

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大日平山荘を過ぎると、大日岳に向かって走ります。

↓ あれを登るのか~~!
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いよいよ取りつく。

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なかなかの勾配。

湧き水を飲みました。冷たくて美味しい~

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↓ 山で花を語れる男になりたい。。

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登りながら、UTMBを走る際の心構え、苦しくなったときに、自分は何を考えて走っているかについて教えて頂きました。

そのほか、教えて頂いたことは数えきれないのですが、例えばシャモニーに入ってからスタート地点に着くまでの準備、食事や、スタートの並ぶ位置など。

走りの技術よりは、UTMBに特化した内容のレクチャーをこれでもかと惜しげもなく。

詳しくは、ぜひ来年以降にツアーを受講して下さい(笑)

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遠くに大日小屋が見えてきて、元気回復~。

自分だけ風景写真を撮りながら進むので、若干遅れ気味。。

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途中で出会ったランナーさんと記念撮影。お知り合い??

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大日小屋に上がりきると、

剱岳ど~~ん。

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ウェアの色合いがなかなか華やか(笑)

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↓ 絶妙のショット。来年の募集サイトに使われるでしょうか!?。

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↑ ↓ 差に愕然 orz......

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奥に見えるのが大日岳。

最高としかいいようがありませんね。

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左に剱岳を眺めながら、どこまでも続いているように見える稜線を走ります。

参加者は、時折走る順番を変えて、松永さんの真後ろを話しながら走ります。

贅沢~~
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↓ 自然って不思議。

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奥大日岳付近。

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奥大日岳を過ぎると、結構な高度感の下り。

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お花畑は随所にありましたよ~。

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ライチョウにも出会えました。

自分ひとりでは気づかず素通りしてたやろうな。

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赤、青、黄。信号ですね。

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カガミ谷乗越、室堂乗越、新室堂乗越を経て、

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無事、室堂平に到着。

雷鳥沢キャンブ場は、事前の天気予報のせいか、三連休にしてはかなり少なめ?

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一日目の行程が終わろうしており、ほっとした感じですね。

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宿泊予定の室堂山荘が見えてきた!

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無事到着。個人的には雷鳥沢キャンプ場から雷鳥荘の横を通り、室堂山荘へと続く階段がキツかった。。

スケジュールに書かれていた予定どおり、走行時間はぴったり6時間。

私がもう少し早ければ、5時間半程度にはなったかな。

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ここ、名前は山荘ではなく、いわゆる山小屋とは大違いで、ホスピタリティ溢れる旅館です。

小さい子どもがいる家族でも安心して泊まれます。ほんと快適でお勧め。

次、個人で行くときも、ここに泊まりたいと思いました。

タオル・歯ブラシ有り。大浴場素敵。

何より、ビールが安い。

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早く着いたため、お風呂は4人で事実上の貸し切り。

↑の写真の窓から、立山の稜線がくっきり。

お風呂では、1時間近くも、松永さんの熱い語り(のぼせそうになった)を拝聴しました。

安きに流されないこと。自分は何のためにそれをやっているのか、立ち止まって考られるか。

自分はUTMBに何をしに行くのか、帰りの飛行機にどんな気持ちで乗っていたいのか、よく考えて直前のこの時期を過ごしていくこと。

内臓の準備が大事。

ジェルの効用、電解質の重要性。

まだまだ出来る準備は沢山ある。

松永さんの熱い語らいを受け、大いに刺激を受けた3人でした。

松永さんはプロとして、走りにマイナスとなるものは全て排除されています。

アルコール、カフェインは全く摂らないとのこと。






しかし、、、、、

松永さんが目を離した隙に、すぐに安きに流される3人。

松永さんに会わないよう、外へでてこっそりと2本目のビール♡

我々を見つけた松永さんの(あれだけ語ったのにという)何とも言えない苦笑が忘れられない(笑)

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↓ 今日走ってきた大日三山をバックに。

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雲がいい感じで上がり、360度稜線が見渡せるようになりました。

東には立山三山、西には今日走ってきた大日三山。
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明日はあれにまずは登って下りて、縦走を始めるのか。

↓ 雪渓でスキーをやっている人がいました。

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パノラマ写真を撮りたくもなります。

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午後5時半に晩御飯。

豪華すぎる。

お味噌汁、ご飯はもちろん食べ放題。
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↓ 松永さんのビール疑惑写真(笑)

生ビールは、たまたま?松永さんのお知り合いが山荘にいらっしゃり、サービスで頂いた模様。

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食事のあと、まだ明るかったので、一人ふらっと散歩に。

この美しい夕暮れの風景に囲まれながら、周囲に人がだれも居ない。

ほろ酔いで立山を独り占めしている感覚に。

あ~幸せ。

生きていてよかった。すべてのことに感謝したくなります。

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↓部屋は4人部屋の大きさ。

4人で1部屋と思いきや、松永さんのネームバリューで2人1部屋でした~。

この広さに2人!!!

ゆっくり休めましたよ。

翌日の天気予報は午前中は晴れ、午後から崩れるということで、5時半朝食、6時出発と確認し、午後9時前には就寝。

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(2日目)

5時頃起床。

↓ 朝食はこんな感じ。

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天気予報は、寝ている間に、すっかり、見事に雨に変わっていました。。。。

山の天気は変わりやすいとはいえ、寝る際には登山指数「A 登山に適しています」を確認したのに、起きたら「C 風または雨が強く、登山に適していません」に変わってました(怒)

外を見た瞬間、2人とも「おいおい、聞いてないよ(怒)」

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いわゆる土砂降りというやつ。。

↓ 完全武装なり。

まぁUTMBは悪天候のことが多いし、これも練習。対策講座なのですから、山の神様があえてこのようにしたのでしょう。

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2日目のスケジュールは、HPに「室堂平-富士ノ折立-室堂平-天狗平-弥陀ヶ原-美女平-立山駅(2日目約8時間)」と書いてありました。

しかし、正確には、室堂山荘-室堂山-浄土山-一の越-雄山(雄山神社でお祓い)-富士の折立-真砂岳-別山-剱御前小屋-雷鳥坂-室堂平-天狗平-弥陀ヶ原-八郎坂-称名滝でした。立山駅までは走りません。コースタイムはおよそ13時間。

1日目もそうでしたが、私は何故だか今回、登りがすぐにキツクなり、(サロマの疲れがまだ残っていたのでしょうか)足を引っ張りまくり。

しかも雨ということもあり、2日目の写真撮影は少な目。

せっかくの立山三山縦走なので、残念でしたが、まぁ、前日の天候が良すぎたので、仕方がありません。

また立山に来る理由が出来ました。

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最初の浄土山までの上りが私には特にキツク、これでは同行者に迷惑をかけると、途中離脱が頭をよぎりました。

しかし、松永さんから、「気にしない、無事に怪我せず帰って仕事に行ったもん勝ちですよ~」と励まされ、松永さんのすぐ後ろ(2番目)を走らせてもらい、同行者の方々も、全くノープロブレムと優しく言ってもらえたため、何とか付いていくことが出来ました。

↓ 浄土山から一の越に下り、再度登り返して、何とかかんとか、雄山(神社)に到着。

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↓ お祓いも、雨のおかげで登山者がほとんどおらず、私たちだけで、ゆっくりじっくりしてもらえました。

講話までして頂けました。

お祓いを受けている最中、足の先から脳天まで、ぞくぞくとパワーが上がって来ました(冗談ではなくホントにです)

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↓頂いたお札。

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霧と風と雨の稜線を。

寒いので、ここで雨具の下にダウンを着込む。




↓ 雄山神社を出ると、すぐ立山連峰最高峰の大汝山~! 

言うても楽しいんです。大人の山遊び。

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ガレた岩場を急降下。雨なので、スリップ注意。

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↓ 大汝休憩所。

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↓この小説は読んだのですが、映画は見ていないので今度見てみよう。

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↓ 富士の折立~~

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↓ 真砂岳~~。

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↓ 別山~!

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剱御前小屋まで下りてきて、精神的に一段落。

雷鳥坂はガレ場で浮石も多く、慎重に下りてきました(写真なし)。

室堂平に戻ってきてからその先は、石張りのスリップしやすい道、天狗平山荘からは延々と続く木道で、更に雨でスリップしがち。

しかもところどころ崩壊しており、我々参加者は、何回滑って尻餅をついたことか。

(松永さんはスリップどころか態勢を崩されたことも一度も無し。体幹とバランス感覚、足の置き方、重心などが根本的に違うのでしょうか)

しかし、↓ 雨の中の獅子ヶ鼻岩の鎖場は滑るし怖かった。

余りの高度感に足がすくみそうになりました。

慎重にゆっくりとと自分に言い聞かせて進み、何とか滑落しなかった。。

まさにアドベンチャー。

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↓ 弥陀ヶ原。

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延々と続く木道を進み、とうとう称名滝へ下りる八郎坂入り口へ到着。

まさに急降下という感じの岩の坂を下っていきます。雨で滑るので、慎重に。




↓ 残りわずか。

ここで滝汗をかいている私を見て、松永さんから、電解質不足の指摘がされました。

低ナトリウム血症?

ランナーにとって当たり前の知識が自分には入っていない。

ナトリウムの重要性について、その場でレクチャーを受けました。

水は、飲んだらいいというものではないのです。

水もきちんと戦略的に飲まないと、飲んでも身体に吸収されないのです。

いやぁ、勉強になった。

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↓ 旅の終わり。夏休みの終わりのような寂しい気分に。

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ここから称名滝の駐車場まで数キロ走って2日目の行程も終了。

所要8時間。ゆっくり走って、写真撮影も沢山やって、雄山神社では30分以上滞在してこの時間。まさにスケジュール通り。

ホントに楽しく、かつ楽しいツアーでした。

今後のトレラン人生にとっても色々と学ぶことが多かったです。

ホント贅沢な旅だったなぁ。

松永さん、Mさん、Oさん、ありがとうございました~。

今回受けたレクチャーを踏まえて、自分なりに準備をし、本番を迎えたいと思います。


by suyama4168 | 2016-07-21 21:19 | トレラン(旅) | Comments(0)