Luminare~神戸ではたらく弁護士のブログ~

神戸・三宮の旧居留地で弁護士事務所(かがやき法律事務所)を経営。誰でも気軽に相談できる町の法律相談所を目指している。離婚問題、相続・遺産分割問題、借金問題が特に得意。趣味はゆっくり走ること。ウルトラマラソン100km完走、トレイルランニングUTMB、UTMF完走。

家事調停官の任期を終えました

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平成24年10月から、毎週1回、家庭裁判所で非常勤裁判官(家事調停官)として、執務してきましたが、この9月に任期満了により退任することとなりました。

この4年間、毎週木曜日は一日中家裁で執務しているため、日中は事務所で法律相談を受けたり打ち合わせが行うことが出来ず、開廷日が木曜日だけしかない裁判所の場合には、出廷期日の調整も難しく、事務所の運営としてはかなり大変で、依頼者や裁判所にはご迷惑をお掛けしていました。

従い、毎週木曜日は、早朝に事務所に出勤して2時間~3時間仕事をしてから家裁へ行き、家裁から戻ってきてから晩も遅くまで仕事をするという体制で乗り切ってきました。

事務所のスタッフを始め、関係者の方々の助けがあってこそ成し得たことだと思いますので、感謝しています。

また、出勤日には裁判所の方々には最初から最後までお世話になりっぱなしでした。

最終の執務日の晩、フレンチレストランで送別会を開いていただきました。

自分のために超多忙な方々が時間を作り、労って下さって恐縮でした。

光栄なことに常勤裁判官へのお誘いも頂き、真剣に悩みましたが、諸事情で弁護士の仕事を続けることになりました。

思いも強いものがあったので、「ひとこと」挨拶が長くなってしまいました。

普段は弁護士として一方当事者の代理人として家事調停に携わっている訳ですが、2人の調停委員と調停委員会を構成し、裁判官の立場から双方当事者の主張・意見を聴いて調整していくという仕事は、とても新鮮で、かつ今後も弁護士として仕事をしていくにあたり、とてもためになりました。

この4年間、家事調停官として、常時30~50件程度の事件を担当していたため、特に離婚に関わる諸分野(親権、面会交流、財産分与、慰謝料、婚姻費用)、遺産分割に関わる諸分野(分割方法、特別受益、寄与分ほか)に関しては、ここまでの量の事件を経験している弁護士は数少ないと思われます。

今後は、家事調停官として培った経験を生かし、なお一層研鑽を積み、家事事件に精通した弁護士として仕事に邁進していく所存です。

by suyama4168 | 2016-10-06 16:35 | 弁護士の日常 | Comments(0)