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家事調停委員の辞令交付式

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今週月曜は、神戸家裁で、家事調停委員の辞令交付式でした。

昨年9月まで、4年間家事調停官を務めたこともあり、過去に2度辞令交付を受けたことがありましたが、調停委員としては、今回が初めて。

所長室に行き、所長から直々に辞令書を手渡されます。

アナログな手続きですが、所長から「よろしくお願いします」といって手渡されますと、自然と身が引き締まります。

今回は、呼び出し時間に裁判所の総務課へ行くと、所長室前に、裁判所の職員の方が列をなしていました。

裁判所の職員さんは、異動のたびにこのような辞令交付式があるのですね。

(これまでの辞令交付式は、10月で、私一人だったのですが、今回は年度初めで沢山の職員の異動時期)

私は、会社勤めをしたことがなく、公務員にもなったことが無いので分からないのですが、このような辞令交付というのは、裁判所や公務員に特有のものなのでしょうか。

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家事調停委員は、弁護士となる資格を有する者、家事の紛争の解決に有用な専門的知識経験を有する者又は社会生活の上で豊富な知識経験を有する者であって、人格識見の高い、原則として40歳以上70歳未満の者の中から最高裁判所によって任命されます。

ただ、具体的にどのような手続きを経て調停委員に任命されるのかについては、一般の方には馴染みが無いかもしれません。

私の場合は、4年間家事調停官を務めたこともあり、今後も家事事件には積極的に取り組んでいきたいと思っておりましたので、自ら志望したうえで、所属弁護士会から推薦を受け、裁判所による書類審査、面接審査を経て、この度、任命されることとなりました。

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調停委員は、非常勤の裁判所職員で、様々な遵守事項があり、辞令交付式のあとは、オリエンテーションがありました。

今回、私と同時に任命された方は、私以外に4名いらっしゃり、いずれも専門職ではなく、民間の方のようでした。

これから研修等を経て、実戦に投入されることになります。

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調停委員の日当も初めて具体的にお聞きしましたが、弁護士のタイムチャージ的な視点で言いますと、かなりボランティアです。。

お金のためにやっている訳ではありませんが、既に調停委員となっている別の弁護士が、数多くはなかなか引き受けられない、と仰っていた意味が少し理解できました。

私はお金や名誉のために調停委員を志望した訳ではありませんので、事務所経営が成り立つ限り、裁判所から依頼のあった事件は積極的にお引き受けさせて頂きたいと考えています。

by suyama4168 | 2017-04-06 15:33 | 弁護士の日常 | Comments(0)

神戸・三宮の旧居留地で弁護士事務所(かがやき法律事務所)を経営。誰でも気軽に相談できる町の法律相談所を目指している。離婚問題、相続・遺産分割問題、借金問題が特に得意。趣味はゆっくり走ること。ウルトラマラソン100km完走、トレイルランニングUTMB、UTMF完走。


by suyama4168