2017年 05月 14日
八経ヶ岳トレラン
八経ヶ岳は、日本百名山の一つで、近畿地方の最高峰の山。
毎年行こう行こうと思いつつ、なかなか機会に恵まれなかったのですが、天気もいいし、いっちょ今日行ってみようと。
大峰山は修験道の山として知られていますが、八経ヶ岳の名前の由来は、開山した「役行者小角」が法華経8巻をこの山に埋めたという伝説から来ているそうです。
六甲とは全然雰囲気が違い、「修験道の名峰」と言われる理由がわかりました。
(前から何度か調べていたので、登山口までのおおよその時間、コース・コースタイムは何となく頭に入っていた)
インターネットで調べて、登山バッジも購入できるという、天川川合の「かどや食堂」さんでランチ。
↓ 迷わずかつ丼をチョイス。
登山口のすぐ横に有料駐車場(1000円)がありますが、そこまでの道が長くて細く、行けども行けどもたどり着かず、車のすれ違いにも難儀しました。
次は別のルートから登ろう。。
駐車料を徴収に来た係の方から、泊まりか日帰りか聞かれ、日帰りです、と答えると、遅目だから注意してね、と言われました。また上の方は雪が残ってるよーと。
結局すれ違うばかりで、抜かしたのは数人でした。。。
早出早到着の鉄則を守っていない分、若干焦り気味。
自己陶酔する訳でもなく、仕事のことを考えるでもなく、絶景を見て「おぉ~!」とは思いますが、思い返すと何を考えていたか思い出せない。
仲間と行くのも勿論楽しいのですが、一人の山は、ペースを自分の好きなように調整することが出来(歩きたいときに歩ける。。)、色々なことが頭から消えて無心になれるので、それはそれで好きなのです。
「いぇ~い、来てよかった」って感じでスキップしながら下っていきます。
↓ 高度を上げていくと、下で言われたとおり、雪が残っていました。
間違えるはずも無い道ですが、油断していると、意外とコースアウトしてしまいます。
滑落すると、結構下まで行ってしまいそうな箇所もありました。
ピンクテープは折りに触れて確認しましょう。
階段長し。
なかなか数日自由になる連休が取れないですが、いつか奥駆道をずっと進んでみたい。
テントがいくつか。
まったりしている人も多かったです。
ここで真っ直ぐ進み、10分ほど狼平の方向へ走ってしまい、なんか違うなと地図を見たらやっぱり違って引き返す。
少し下りて、また上る感じ?
人がいると、きちんと標識や地図を見ない傾向が自分にはあるのでダメですね。
初めての道の分岐では地図を確認する癖をつけなければ。
↓ 雪と雪解け水、防護柵に難儀しながら、八経ヶ岳山頂。錫杖が立ってました。
天候に恵まれてラッキーでした。
何ともいえない、霊でも宿ってそうな風景。
霧の中だったりすると、ちょっと怖いかな。。
余りにも人がいないので、だんだん寂しくなってくる。
混雑するトレイルは苦手ですが、少しは人がいて欲しい(複雑)
ケガしたら、翌日まで人に会わないかもしれんな、などと思いながら慎重に。
想像以上に修験道。