燧ケ岳トレラン(尾瀬②)

至仏山トレランから鳩待峠に下りてきて、トレランザックを大きなザックに押し込み、家族を追いかけて、山ノ鼻へ向かいました。

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鳩待峠から山ノ鼻へは、樹林帯の木道を下っていきます。

途中で出会った歩荷さん。

尾瀬では、仕事中の歩荷さんには話しかけてはいけないそうなのですが(仕事に集中するため)、休憩されていたので、写真を撮らせて頂いてもよろしいでしょうかと尋ねると、快く応じてくださいました。

すごいですね。考えられない高さです。。

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携帯の電波状態が繋がったり繋がらなかったりでしたが、事前に打ち合わせた道を進んでいくと、山ノ鼻ビジターセンター・至仏山荘で無事合流することが出来ました。

専属ガイドさんはここからスタートの予定でしたが、山ノ鼻からガイドをして下さっていたようです。

朝から至仏山を往復し、9時半に山ノ鼻に到着した私を見て驚いてらっしゃいました。

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私も家族と一緒に尾瀬ヶ原を歩けて満足。


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竜宮小屋までガイドさんから、様々な動植物の紹介、尾瀬ヶ原の成り立ち、保全活動、春夏秋冬それぞれの尾瀬、至仏山と燧ケ岳に関するレクチャーを受けながら、のんびり木道を歩く。

優しくて、丁寧で、本当にいいガイドさんで、家族一同は大満足。

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尾瀬では、1日目は弥四郎小屋、2日目は尾瀬沼ヒュッテに宿泊の予定。

いずれも個室予約が出来たし、2泊3日、尾瀬を満喫でき、憧れの2つの山小屋(雑誌等でよく紹介されており、ずっと泊まってみたかった)に泊まれて、夢のようです。

東へ向かって歩くのですが、ふと振り返ると、さっきガスの中だった至仏山がキレイに見えているではないか!

複雑~~!

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前を見ると燧ケ岳(ひうちがたけ)。

カメラマン(私)が悪くて画像は暗いのですが、明るい中を歩くことができました。

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のんびり3時間くらいかけて、竜宮小屋。

ビールも売ってましたが、ここはぐっと我慢。

ここの手前でガイドさんとお弁当を食べ、別れました。


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竜宮小屋を過ぎると、少し趣きが変わったようにも感じながら、さらに尾瀬ヶ原を進んでいきました。

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燧ケ岳がいい感じですね。

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3時ごろ弥四郎小屋到着。

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お風呂があります。

熱い湯船に浸かることができました。

トレラン、尾瀬トレッキング、風呂の後のビールは至福。

晩ご飯もとっても美味しかったです。

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翌朝。

尾瀬沼に向けて出発。

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燧ケ岳へ見晴新道分岐を過ぎていきます。

2日目は、家族だけで尾瀬沼へ向かい、私は燧ケ岳へ登って宿(尾瀬沼ヒュッテ)で合流する、というプランを考えていたのですが、弥四郎小屋と尾瀬沼の間には、白砂峠という、そこそこ歩きなれていない人には大変な箇所があり、家族だけで行かせるのは危険だと判断。

私も一緒に宿まで行き、到着した時間によっては昼から燧ケ岳登頂する、というプランに変更。

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コケやキノコ、植物を楽しみながら、ゆっくり尾瀬沼へ向かいました。

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確かに、それなりにハードでしたので、私がついて行って正解でした。

さすがガイドさん。




燧ケ岳へのもう1つの登山道、ナデッ窪の分岐を直進。


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ガイドさんによると、御池側から登るのがお勧めだが、尾瀬沼側だと、ここから登って長英新道を下るのがお勧めとのこと。

ですが、今回は宿からなので、長英新道をピストンすることに。


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尾瀬沼ヒュッテに無事到着。

お昼過ぎには着いてしまいましたので、準備して燧ケ岳へ行ってみることにしました(百名山を3日連続でトレラン)。


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トレランスタート。

尾瀬沼ヒュッテから長英新道の分岐はコースタイムで20分ほど。さっき歩いてきた道を戻ります。

重たいザックからトレランザックになったので軽快。

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事前のリサーチでは、見晴新道は、ドロドロで、全くお勧めできない、下れないし上がれない。

実際、前日に弥四郎小屋に泊まった際、見晴新道を降りて来て小屋に辿り着いた登山者の状態は、アドベンチャーレースを戦ってきたかのようなひどい状態でしたので、実際相当な道なのでしょう。

一方、長英新道は樹林帯で眺望が無いので、退屈だということでした。

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登山道に入ってすぐに、トレラン女性の2人組とすれ違い。

1時過ぎから登り始める人はおらず、基本山頂まで追い抜いた登山者は一人もおらず、全員すれ違いでした(全部で30人くらい?)。

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時折、尾瀬沼の眺望が現れますが、基本は樹林帯の中を進みます。

登山道はえぐれていて、なかなか歩きにくいうえ、水はけが悪いのか、ドロドロで足を置くと10cmほど沈んでしまう箇所が次々と現れ、難儀しました。

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ようやく樹林帯を抜けました。

尾瀬沼を歩いていた際には、クッキリハッキリ、綺麗に太陽に照らされ、輝いていたはずの山に暗雲が。。


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尾瀬沼側は、まだこんな感じなのですが、、

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振り返った先の山頂側は、、、、、



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雪が残っている箇所もありました。

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ナデッ窪との合流地点。

ここで出会った登山者の方(70代?)と少し話をしたのですが、時間も無いので登頂は断念するとのこと。

長英新道の様子を聞かれたので、結構長いのと、歩きづらいことをお伝えして、お互い気を付けて、と別れる。

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何となく焦燥感に襲われます。

右が俎嵓、左が柴安嵓??(不明)


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でも、ここまで来た以上は上がるでしょう、という感じで小走りで進んでいきました。

下から見ると、このガレた登山道がど~んと見え、その先がガスに隠れて見えなくて、焦燥感は増します。


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何とかガスの中の俎嵓に到着。

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裏から幽霊にように現れた女性登山者に頼んで撮ってもらう。

俎嵓は、燧ケ岳の最高点ではなく、その横にある柴安嵓が最高点なのですが、ガスの中で、どっちがどうなのかさっぱり分かりません(泣)

360度の大パノラマはここでも見られず(大泣)

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とりあえず、何も見えなくても最高点には行っておきたいので、コースタイム往復40分の柴安嵓にも頑張って行ってきました。

こちらはかなりの急こう配で、ロープを使って登るような箇所もあり、なかなかの道でした。


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最高点到着。

山頂には、見晴新道から上がってきた登山者1名のみ。

お互いに写真を撮り合って雑談。

見晴新道は、本当に大変だったこと、途中でやめて引き返した登山者が何人もいたこと、スズメバチもいたことなど。

見晴にテントを置いているので、また見晴新道を下りないといけないんです、という話を聴き、事前のリサーチは正しかったのだなと思うのと、眺望ゼロの山頂で、自分はさておき、その方に対して非常に気の毒な気持ちになりました。



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滞在すること10分程度。

勾配キツイです。

ケガをしないように慎重に慎重に。

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長英新道は、上りもそうですが、下りは早く帰りつきたいという気持ちもあるからか、下りても下りても進まないような気がしてメンタル的にしんどかったです。

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それでも4時くらいには下りてこられていたかな。

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尾瀬2泊目の宿、尾瀬沼ヒュッテも噂通り良かったです。

たまたま一番奥の角部屋で、燧ケ岳がど~んと見える201号室を使用させて頂くことができ、とてもラッキーでした。

関西から行くのはかなり大変ですが、また行きたいです。

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晩ご飯。

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そして朝ごはん。


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翌日は、一ノ瀬、大清水と下り、タクシーで尾瀬戸倉まで戻りました。

一ノ瀬までの道が、これまたなかなか大変でした。

普段歩いていない方にはハードかもしれません。

今年の木曽駒、尾瀬は、旅行日以外もずっと天気が悪かったようですので、仕方がありません。

雨が降ると木道も岩も滑りますので、今回は雨が降らなかった(雨具を一度も着なかった)だけでもラッキーでした。

今回の旅で、尾瀬の大ファンになってしまいました。

またいつか行けるといいなぁ。

by suyama4168 | 2017-09-07 18:53 | トレラン(旅) | Comments(0)