燕岳登山 1泊2日

2017.9.8 燕岳登山 1泊2日の旅。

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今回は、おなじみTくん夫妻と、3人で燕岳に行ってきました。

2人との旅行は、昨年のUTMB以来。

予約を入れた春からずっと楽しみにしていました。



天気予報は「晴れ」。

情報サイト「てんきとくらす」の登山指数は「A」。

先日の尾瀬旅行で、木曽駒ヶ岳、至仏山、燧ケ岳とことごとくガスに包まれた私としては、半信半疑。

今回もガスに包まれると、ものすごく責任を感じる。。。





早朝に関西を出発し、穂高駅近くの登山者駐車場に停め、予約していたタクシーで登山口へ向かいました。


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タクシー運転者さん(饒舌なおじいさん)の小話を聴きながら中房温泉へ。

あれは名物運転手さんなのではないか!?

登山口の中房温泉には所要40分~50分ごろで到着。

案の定駐車場は満車。

下の駐車場に停めて正解でした。


安曇野ICを下りるころから雲行きは怪しく、上の駐車場の写真のとおり、山の方を見ると黒く重たそうな雲に覆われて稜線はまったく見えず。

タクシーに乗ってからも運転手さんから「朝お客さんを乗せて行ったときは雨だったよ~」と言われる始末。

おかしい~。

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中房温泉登山口手前に新しい登山相談所がありました。

ここで登山計画書を投函。

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登山口には立派なトイレもあります。

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靴ひもを締め、いざ入山。

スタートは午前11時30分。

燕山荘に宿泊予定のため、のんびり歩き始めました。

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幸い、歩き始めた際には雨は降っておらず、軽装で歩き始めることが出来ました。

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最初は樹林帯。

最初急だから気を付けてねと言われていましたが、確かにいきなり急登が始まりました。

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可愛らしいキノコ。

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森の空気が美味しい。

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あっという間に第一ベンチ。


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燕山荘のケーブルが横を走っています。

人間も乗れるのかなー

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ケーブル下をくぐると第2ベンチ。

スピードが速く、音も結構します。

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イヤな予感が現実に。。。

ガスに突入。。。

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順調に第3ベンチ到着。

この辺りでは休憩している方も結構いらっしゃいました。

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まさか本当に天気予報が外れるとは。。

またまたまたガスか~。

全員、徐々に無口に。


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富士見ベンチ。

本当は富士山が見えるはずのこちらも、本日は眺望無し。

素通りせざるを得ません。

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でも、時折ガスが切れて青空が見える瞬間あり。

そこで思い切りテンションを上げていきます。

前向きに前向きに。


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蒸し暑くて結構疲れてきました。

休憩する予定の合戦小屋まであと少し。

こういうのがあると嬉しいです。

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ほぼコースタイムどおりの2時間半で合戦小屋。


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合戦小屋では、名物のスイカがまだ売っていました。

まだあるかな~と心配しながら上がっていったのですが、有ってよかったです。

1切れ800円というのに賛否両論あるみたいですが、タクシー運転手さんによると、そこらの安もんのスイカではなく、ブランドスイカだそうで、1タマ5000円以上するんだよと言われました(真偽のほどは不明)。

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薄い一切れかと思っていたら、一人で食べるには結構な大きさの一切れでした。

私は一切れを3等分してもらいました。

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冷えてて、塩をかけて食べると、甘くて最高。

塩分と水分が不足しがちな山の中で、この大きなスイカは何にも代えがたい。

食べないという選択肢は無いでしょう。

800円は高くないと個人的には思いました。

(タクシーの運転手さんにブランドスイカだと聞いていたのもあるかもしれませんが)

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小屋の横にケーブルの終点があります。

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合戦小屋で40分も休憩して、よっこらせと出発。

団体のガイドさんの、「ここから1時間半で燕山荘です」という声が聞こえ、あー、もう1時間半で着いちゃうのか、と。

(もっと歩きたい)

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合戦小屋を出て少し行くと、森林限界で植生が変わり、眺望が開けてきます。

ちらりちらりと稜線が見え隠れし、テンションが上がります。

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広場みたいな場所に到着。

合戦沢ノ頭。

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遠くに燕山荘が見えてきます。

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↑ の写真が ↓ 

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ここからは合戦尾根。

北アルプス三大急登と言われているそうですが、登山口から合戦尾根までの方がよっぽど急登だったような。

菊水山の方がきついです。



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まだ遠くの稜線までは見えませんが、ガスは無くなってきました!

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テントが見えてきた!

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燕山荘の下はお花畑になってました。

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中房温泉登山口から、合戦小屋の休憩を入れて、4時間半ほどで燕山荘に到着。

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金曜日ですが、ほぼ満床?


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稜線の東側から上がってくるのですが、稜線に出ると、西側の眺望がど~んと現れます。

こんな風景が広がっていたとは!

やった~!

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写真や画像でしか見たことが無かった燕岳。

想像を遥かに超えてました!!

美しすぎる!!!

広すぎる!!!!!

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美しすぎて、しばし無言。


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食事の時間が到着の受け付け順と聞いていたので、まずは受付。

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まさかのハイテク山小屋。

すごいですね。

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スタッフの方に案内されて個室へ。

食事は3クールに分かれており、うちは2回目の5時40分からの回となりました。



荷物を置いて、早速燕岳へ。

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稜線に上がると、岩が全部イルカにに見えましたが、歩いていくと正真正銘のイルカ発見。

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重たいザックも無くなり、気持ちよすぎる稜線に、ここにいる人皆笑顔。

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高山植物の女王と言われるコマクサもまだ咲いていました。

花言葉は、高嶺の花、誇り、気高い心。

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稜線が美しすぎます。

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ブロッケン現象も出現。


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それを撮影するTくん。

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どんどん雲が無くなり、常念岳の方向も見えてきました。

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荷揚げのヘリが何往復もしていました。

さっきの合戦小屋と何度も往復しているのでしょうか。

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ナナカマドの実も赤くなり始めていました。

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やっぱりガスが無いというのは嬉しい~

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どんどん先へ行ってしまうTくん。

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そして燕岳山頂到着。

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山頂に到着した際は、誰も人がいなかったのに、写真を撮りまくっていたら、後から後からどんどん人が登ってきて大混雑に。

中高年の団体さんは賑やか!

教訓:山頂では油断せず、人が少ない間に集合写真を撮ってしまうこと。

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折角なので、北燕岳まで足をのばしてみる。

燕岳の先に行く人は少ないので、うずうずして少し走ってしまいました。

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1時間かけて往復してきて、やっとお待ちかねのアレを。

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じゃ~ん。

左から、中、大、メガ。

のんびりテラスのテーブルで飲みながらツマミを食べたりしていると、太陽が傾きだしてきました。

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夕陽に照らされる燕岳。

陰影が何ともいえない。


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いよいよ日が沈む!

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ビール片手に、こんなゆっくりに日が沈むのを見るのは久しぶり。

贅沢すぎる。


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晩ご飯はこんな感じ。

ご飯、お味噌汁はおかわり自由です。

チーズ入りハンバーグが最高でした。

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晩ご飯が終わったあとは、喫茶室、食堂でワインを飲みながらまったりとよもやま話。

9時消灯で、個室の電気も消えました。

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ほろ酔いで外に出て、満天の星を堪能しました。

寒くて、私とR子さんは早々と部屋に戻りましたが、

センチメンタルなTくんは流れ星を見るまで、一人で頑張ってました。

一つ見れたと嬉しそうに戻ってきた彼を忘れない。



2日目

日の出は5時20分くらい。

5時起床で、テラスに出ると、東側は雲海。

向こうから太陽が昇ってくると思うと、期待に胸がふくらみます。

そのときを待つ人々。


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来た~~。


周囲の人々は皆ため息。

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朝陽に照らされる槍ヶ岳がこれまた美しい。

(右端にちらっと見えているのは笠ヶ岳)

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次回はあの稜線を槍ヶ岳まで行きたい。

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朝陽を浴びる燕山荘。

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本当にキレイでした。

何回、何十回でもまた体験したい。





朝ごはんはこんな感じ。

(女子インスタグラム風?)

朝食も3クールと言われ、4時台、5時台、6時台と分かれていましたが、今日は下りるだけの我々は最後の回で頂きました。

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朝陽を堪能し、朝食を終えてもまだ6時半。

早出が基本の山では、宿からどんどん人が減っていきます。

我々は、燕山荘内部を探検したり、湯を沸かしてコーヒー&ケーキタイムをしたりと、のんびり。

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↓ 畦地梅太郎さんのタオルを自分土産に購入。

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帰りたくない私たちは、グズグズグズグズ出発を後らせてしまいました。


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気持ちはまだ燕山荘に。

何度も振り返りながらの下山でした。

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下りは大渋滞。

土曜の朝で、登ってくる登山者がすごい数。

(そういえば、宿の出がけに当日予約の電話に対し、スタッフの方が今日は予約が1000人以上入っているのでお受けできません、と言ってました。。)

渋滞しながら登ってくる登山者を待たねばならないので、下りもなかなか下りられません。

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それでも何とか2時間半程度で無事下山し、タクシーを呼んでから中房温泉で汗を流しました。

呼んでから40分くらいで来てくれるので、温泉に入るには丁度いい時間でした。

中房温泉は、源泉かけ流しの100%天然温泉。

ヌルヌルでお肌ツルツルになりましたよ。

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帰りの運転手さんは、なんと、行きと同じ運転手さん!

「おかえりー」と迎えてくださいました。

指名できるなら、次回もまたこの運転手さんにお願いしたいです。

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今回は金曜日登山で、だいぶ前に個室の予約を取っており、快適な登山ができました。

燕山荘は、「一度は泊まってみたい山小屋」に必ず上がってくる山小屋ですが、その理由が分かりました。

既にまた行きたくなっています。

山ヂカラをもっと備えて今度は北アルプスの縦走をしてみたいです。


by suyama4168 | 2017-09-13 17:02 | 登山・トレッキング | Comments(0)