燕岳から大天井岳、常念岳、蝶ヶ岳縦走の旅(2日目前半 燕岳~大天井岳~常念岳)2018.7

燕岳から大天井岳、常念岳、蝶ヶ岳縦走の旅(1日目)2018.7からの続き。


燕岳から大天井岳、常念岳、蝶ヶ岳縦走の旅、2日目。

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2日目の行程は、燕山荘から表銀座縦走コース、喜作レリーフの先で左に折れて大天井岳、東天井岳、横通岳を巻いて、常念岳、蝶槍を経て蝶ヶ岳ヒュッテまで。

山と高原地図によると、コースタイムは12時間15分。

トレランではなく、ゆっくり歩きの予定ですので、なるべく早めに出発することが大事。



山の朝は早い。

朝食の1回目は4時15分、2回目は5時。6時から学校登山の子らが朝食に入るので、5時半には食べ終えてくださいとのことでした。

我々は、4時15分の回を確保し、4時半過ぎの日の出を見てから出発しようという計画。

3時を過ぎると、廊下がゴソゴソ言い始めます。

3時半に起床し、4時過ぎに食堂に行くと、既に20人くらい並んでいました。

夕食を取って、酒を飲んで、すぐ寝て、4時過ぎにまた朝食というのは、結構つらいものがあります。

しかし行程を考えると、朝食はしっかり取っておかねばと無理やり詰め込む。


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15分くらいでささっと済ませて、すぐにそのまま外へ。

ご来光を待ち構えます。



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学校登山の子らも歓声。


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雲海の先に、八ヶ岳連峰、富士山、南アルプスの山々が!

何とも神秘的。



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ありがたや~。

何ともいえない感謝の気持ちが沸き上がってきます。


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朝陽に照らされる槍ヶ岳。

雲一つ無いなんて!

グラデーションがすごいな。



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前回は見えにくかった鹿島槍ヶ岳、剣岳、立山も今回は、ばっちり見えました。

去りがたし。


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入り口前で、コーヒーを一服してから出発。

山で、自分で沸かした湯で淹れた朝コーヒーは、ビールの次に美味しいと思います。



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朝5時30分。

今回のテーマは、走らず、ゆっくり景色を堪能すること。

トレランシューズですが、走る予定はありません。


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↓ 朝の燕岳。

優美だなぁ。


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5時38分、いざ出発。


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↓ 基本シングルトラックです。

先行するパーティが見えますね。



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昨日、燕岳山頂でお会いしたご夫婦。

その後も何かと話しかけてくださり、出発時にも、先に出ますと声を掛けてくださったのですが、歩き始めて追いつく。

行き先も一緒でびっくりしましたが、常念小屋で1泊、蝶ヶ岳ヒュッテで1泊とのこと。


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この稜線を、この天候の中、歩いて行くというのは、ほんとワクワクしますね。

テンションがどんどん上がっていきます。



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何度も振り返り、燕岳。


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空が青すぎる。


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結構歩いてきたな。


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日差しがキツイですが、稜線は丁度いいくらいの風が吹いており、午前の早い時間の頃は暑くもなく、快適でした(後に干からびるほど暑くなりましたが)。


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ず~っと槍、そして進んでいく稜線が見えている。


超人気コースというのを実感。



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テンションは上がりっぱなし。


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てくてくてくてく歩いて行く。

集団を抜かしてしまうと、前からも後ろからも人が来ない。

我々だけでこの稜線を独り占めしているような気持ちになります。


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富士山が隠れかけてきた。



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6時24分、大下りの頭到着。

一旦大きく下り、また上り返す。


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段々と、大天井岳が近づいてきているのを実感。

地図で見るとすぐに見えますが、ここから大天井岳に取り付く喜作レリーフまでコースタイムは2時間。


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歩きやすい道ではあります。

このころには、稜線の東側の日差しがきつく、出来れば陰になる西側をずっと歩きたい気持ちになってきました。

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ゆっくり歩いていますので、心拍が上がるということも無し。


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ず~っとライチョウを探しながら歩いていましたので、岩が全部ライチョウに見えてくる。


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軽身の状態で、トレランをやってみたい稜線。

いわゆる走れるトレイル。



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ず~っと槍ヶ岳がくっきり見えてますので、どうしても撮ってしまうんですよね。。。


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UTMBでフランス、イタリア、スイスのトレイルを走りましたが、全然負けてない!


↓ 正面に見える大天井岳。

斜めに走っているのが登山道。

左斜め上へ上がります。

右斜め上への道は槍ヶ岳へ向かう喜作新道。

どちらもなかなか強烈そうに見えますね。


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↓ 7時37分、喜作レリーフ到着。

ここまでのコースタイムは3時間ですので、丁度1時間少ない時間でやってきたことになります。

山と高原地図のコースタイムは、同じ地図の中でも、ありえないほど短い時間が書かれていたり、反対にものすごく余裕をもった時間が書かれていたりします。

やはり、経験とリサーチ、読図が大事ですね。

なお、喜作さんが何をしたのかについては、→ こちら


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レリーフの左を上がると、分岐が見えてきます。

右は槍ヶ岳の方へ行く喜作新道、左は大天井岳を経て常念岳。


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さてさて、上り始める。


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遠くから見ると強烈そうに見えますが、実際登ってみると傾斜はそれほど感じなかったです。


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8時17分、大天荘到着。

HP→「大天荘



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トイレが清潔でキレイで臭いも無く、山小屋のトイレとは思えなかったです。

スタッフさんの感じもよく、次はここに泊まってみたい。



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小屋の前にザックを置いて、軽装で大天井岳へ。

山頂まで徒歩10分くらいです。

丁度、チングルマのお花畑が広がっていました。


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燕山荘も見えますね。

あそこから歩いてきたんだなぁ。


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山頂は貸切状態。


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この景色を独り占めしていいんでしょうか。


いいんです。




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15分くらい佇んでいると、ようやくグループが上がってきたので、互いに撮影し合う。


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今日の目的地は西岳とのこと。

槍ヶ岳へ行かれるのでしょうね。

↓ この稜線(東鎌尾根)を行かれる訳です。

我々も、同じ表銀座コース(槍ヶ岳へ)も検討しましたが、諸事情で今回は常念山脈。


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真一文字のひこうき雲。

自然の芸術ですね。


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↓ 15分ほど佇んで、山小屋へ戻ります。

山頂の向こうに、これから歩いて行く稜線が見えてますね。

あれをず~っと見えなくなる先まで歩いて行きます。



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水やバッジを購入して出発。

結局山小屋に着いてから、山頂を往復して出発するのに46分。

9時3分に出発。


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↓ 出てすぐのところに、面白い岩があったので撮ってみました。

極小槍ヶ岳と槍ヶ岳。


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私が変わった形の岩を歩いている間に、どんどん歩いて行ってしまうTくん。



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ところが、200mくらい先で、Tくんが雄たけびをあげて飛び跳ねているので、駆け寄ってみると、ライチョウさんが!

ライチョウさんは近寄っても逃げませんので、長い時間観察することが出来ました。

小さい赤ちゃんは、捕獲して持って帰りたい誘惑に囚われるほど可愛らしい~



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↓ ライチョウと槍ヶ岳。


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その2。

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やれやれ、「天気も抜群やし、ライチョウも見れたし、オレら持ってるな~」などと言いつつ、こんな場所でも仕事の話をしてしまうワーカホリックな2人。



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登山道はまだまだ続く。

長いな。。



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またまたライチョウさん発見。

かわいいなぁ。

見つけると、やっぱり5分、10分はそこに佇んでしまいます。

くぅ、くぅと可愛い鳴き声。



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段々疲れてきてる図。

暑すぎるねん。




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9時58分、東天井岳付近には雪渓が残ってました。

アイシングアイシング。


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ぐる~っと巻いていきます。


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横通岳へ向かう稜線。

その先にようやく常念岳が!

今日はあの先の先へ行く。



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さっきの雪渓から下りてきました。



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そして登り返します。

上から見えていたとおり。


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Tくんが段々無口になってきた。

常念小屋に着いたら、少し長めの休憩にしよう。



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あの先が、常念小屋へ下るところかな。


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振り返ると、さっきの雪渓があんな遠くに。


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横通岳は、ピークを踏みません。

トラバースしていきます。



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ようやく常念小屋の看板が現れる。



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これを急降下するのか、と絶句する瞬間。

つづら折りを下りていきます。

常念小屋で昼飯食べるぞ~!!


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眼前に常念岳がど~~~んとありますので、なかなかの圧迫感。

緑と岩のコントラストが面白い。



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↓ 常念小屋テント場。

いやぁ、長かった。

というか暑かった。

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11時23分、常念小屋到着。

足はまぁまぁ大丈夫なのですが、暑さ、直射日光で体力が奪われていた感。


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ザックを外に置いて、食堂で昼食を注文。



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↑ メニューはこんな感じ。

私は、豚丼を注文。

これに、燕山荘で注文しておいたお弁当と2食分を食べる。

トレランでは胃がやられる私ですが、歩くのなら食欲旺盛なのです。


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私には理解不能なのですが、Tくんはカップ麺を注文。

(こっから常念岳を登って蝶まで行くのですから、がっつり行っとかないと)

どうやらラーメン定食のようにしたかったTくんでしたが、燕山荘のお弁当は、何ともち米おにぎり。。

腹持ちはいいのでしょうが、もっさりしており、暑くて、唾も出にくい状況の中では、普通のおにぎりが良かったです。

ちなみに、カップ麺は、佐野ラーメン

想定していたものとは色々違ったようです。。。



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2日目後半へ続く。


by suyama4168 | 2018-07-22 16:17 | 登山・トレッキング | Comments(0)