広島へ(家族信託専門士研修)

金曜と土曜の2日間、一般社団法人家族信託普及協会の家族信託専門士の研修を受けに広島まで行ってきました。

1日目:10時から19時30分。

2日目:9時から17時。

単に遠い壇上で話している講師の話を聞くだけの、よくある眠たい研修ではなく、

ケース検討、グループディスカッション、発表、フィードバック講義、最先端の実務の状況の解説、他の関係者との連携方法などを、みっちりこれでもかと繰り返して行きます。

久しぶりに脳のスタミナが無くなってきて、最後の方は思考能力が低下してしまいました。

研修費用は20万円、事前にトータル16時間の研修動画8本(5万円)を視聴済みの状態で受講しなければなりません。

必然的に、志が高い方々が集まっており、大いに刺激を受けました。


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金曜日、午前8時過ぎに広島駅に到着。


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徒歩で研修会場へ。


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参加人数も15名と少人数。

弁護士、司法書士等の専門職、金融機関の方も4名。



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1日目の研修終了後は居酒屋へ移動して、懇親会。

家族信託は、金融機関の実務が大きく影響してくるのですが、金融機関の家族信託部門の方と実務の状況について、直接お話が出来たことがとても収穫になりました。

せっかく面識が出来た同期がほとんど広島というのが少々残念ですが。


22時ごろ?お開きになり、何となく勿体ないので、酔った勢いでマツダスタジアムまで夜ジョグをしてきました。

やはりカープの街。


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(2日目)

せっかくなので、6時起きの朝ジョグ。

研修中の眠気が気になりつつも、せっかくの広島を研修だけというのは勿体ない。


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2日目は、共有対策と福祉型信託、受益者連続そして事業承継の問題が一つの事例の中でミックスされている難解な事案をメインに研修が進みました。

人間関係と株式の状況が入り組んでおり、年齢や血のつながりなども考えなければならず、不動産と株式をどう整理するかと考え始めると、混乱して来て思考停止に陥りかけましたが、実務で投げ出すわけにはいきませんので、粘り強く当たっていくしかありません。

何に関心をもって誰から何を聞き取っていくのかも大切だと感じました。

既に専門職として家族信託の相談を受けている立場上、初歩的な知識を解説されるだけならもういいかとも思っており、多忙を極めている中、平日と土曜を割いてまで参加することに迷いがあったのですが、実務に直結する内容ばかりで、スキルアップにもつながり、講師の先生の熱意も伝わってきて、非常に参加した甲斐があったと思える研修でした。



家族信託は、答えが一つではありません。

その家族の思い、希望、不安、問題点、将来実現したいこと、受託者の覚悟、暴走のリスク、税務の問題、信託の終わらせ方(いつの時点までを念頭において組み立てるか)などあらゆる側面から検討しなければならず、これは書籍だけ読んでいてもなかなか対処できるものではありません。

ルーティーンワークであるはずもなく、ちまたに出回っている契約書のひながたの「使いまわし」で対応できるものではありません。

毎回毎回、相談者の置かれている環境に応じて、オーダーメイドで考えていかねばならず、そこには様々な意味での想像力と相談者に寄り添う気持ちが必要。


無事、研修を修了して、専門士の認定を受けましたが、認定を受けたら終わりなのではなく、何かが保証されるわけでもなく、引き続き、情報をフォローアップし、継続して研究していきたいと思いました。

これからが大切だ。

もし、一緒に家族信託に取り組みたいとお考えの専門職(司法書士、税理士の方など)、ハウスメーカーさん、保険の営業さん、銀行さん等がいらっしゃいましたら、お気軽にお声がけください。

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2日目の終了後は、お好み焼きと美味しいビールを頂いて帰ってきました。



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講師の先生方お二人、事務局のお二方、お世話になりました。

今後ともよろしくお願いいたします。


by suyama4168 | 2018-11-18 14:25 | 弁護士の日常 | Comments(0)